まず理解しておいてほしいことは・・・ 人と犬が共同生活を始めたのは人にとっては寝ている間などに犬が吠えて 危険を教えてくれたからなんです。 つまり昔は犬は吠えないと意味がなく、吠える犬が優秀だったのです。 歴史的に犬は吠えるように人間にブリーディングされています。 まず、「犬は吠えるのが当たり前」という認識が必要です。 ですから、吠えるからと言って怒ってはいけません。 それで家族や犬がストレスがたまるのなら何のために犬を飼ったのでしょう? 飼い主さんは、「教えてくれてありがとう!」くらいのゆったりとした気持ちで、 まず犬の特性を受け入れてあげて下さい。 といっても、昔と今は生活様式が違います。 吠えられて困ることも確かです。 この犬の特性を理解した上で問題を解決して行きましょう。 吠えるのには大きくわけて、「要求吠え」と「警戒吠え」がありますね。 「要求吠え」の対処方法は簡単。 ひたすら無視することです。 でも、食事中に「ボクにもちょうだい!」と吠えられて、ついついあげてしまうんですよね~。 これをしてしまうと必ずまた吠えますから、 我慢できない人は最初から食事中はクレートに入れておくことですね。 問題は「警戒吠え」です。 興奮を防ぐため一番に考えるべきことは、愛犬の社会化です。 初めての人に興奮する犬は、人間に対する社会化が不足しています。 本来生後5ヶ月くらいまでに、慣れさせておくと成犬になってからスムーズにいきますが、 そうでない場合の問題がほとんどです。 私も、うちのそらが生後5ヶ月くらいまでの時、犬のことを何も知らない私だったので、 何もできていませんでした。 でも練習でかなり克服することはできますよ。 まずは毎日異なる時間に異なるコースを散歩することから始めてみましょう。 散歩は愛犬に自分の家族以外の「社会」を感じさせる簡単な方法ですが、 いつも同じ時間に出かけているのでは新しい出会いや発見がありません。 必ずおやつをもって散歩に行き、犬好きの人が近づいて来てくれたら、 手からおやつを与えてくれるように頼んでみましょう。 こうして「見知らぬ人」への警戒感を解いていくことが大切です。 つまり慣れさせること。 例えば、ドアホンがピンポ~ン♪と鳴ったらけたたましく吠える場合、 わざと何度も何度も鳴らして見て下さい。 普段は1日にドアホンが鳴る回数は普通のお家ならそんなにありません。 毎日この練習をしましょう。 犬もドアホンがいつも鳴ってばかりなら、次第に吠えなくなります。 あえて吠える場面をつくって集中して練習することで、 比較的短期問に直すことができます。 また窓の外で人の話し声や車の音がした時などに吠える時の具体的な方法は、 すかさず犬の口を押さえ、吠えられないようにしながらしっかり叱ります。(はじめて練習する時) と言っても、吠えた瞬間なかなか捕まえられるものではありませんね。 「来い!」 と命令して、来る関係にしておくことがポイントです。 これは犬との基本的な信頼関係なのでぜひ、練習しておいて下さいね。 愛犬が呼んで来るようになれば、口を押さえつけて叱るのではなく抱きしめて下さいね。 そのままの状態で、今度は言い聞かせるようにゆっくり褒めます。 手を放した途端にまた吠えるようであれば、同じようにまたすぐ抱きしめ 「もういいよ」と言ってやめさせてから褒めます。 数回繰り返していると、何回目かにいままでの「ワン、ワン」が「グフッ、グフッ」と 我慢したような声に変わります。 このとき、愛犬は少しずつわかりかけている瞬間なので、すかさず褒めるようにします。 これを何回か繰り返すことで、吠えたら叱られるけれど、 吠えないでいると飼い主さんが褒めてくれると理解させていきます。 これまで吠えていた状況と同じなのに、愛犬が吠えないなと感じたら、 すぐに褒めるようにしてください。 これは今すぐに解決することではありません。 あせらず根気良くつづけなければなりませんよ。 |
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